とんぼの分布
ちょうさドットNETで紹介する琴弾八幡宮のちょうさには、
全て白地に網の目の、とんぼという飾りがついています。

現在の観音寺市内には全体で117台のちょうさがあり、
地域によってとんぼの色も、赤、白、黒と多種多様です。
この色に注目して分布図にすると左の様になります。

2009年現在データ
白網とんぼ20(北部)
白とんぼ23(中部)
赤とんぼ66(南部)
黒とんぼ5(新居浜型など)
黒網とんぼ2(伊吹)
赤網とんぼ1(伊吹)
合計117※観音寺市内

このように図で見ると、分布には特徴がある事が分かります。

市内北部の網とんぼ
観音寺地区(琴弾八幡宮)を中心に、
北部一帯・中心市街地は網とんぼの傾向が強い。
また、仁尾や伊吹方面はとんぼの先だけが網掛けの場合もある。

市内中部の白とんぼ
旧大野原町〜粟井ラインは、赤と白が混在するが、
特に白とんぼは、この東西のラインに多く分布する事が分かる。

市内南部の赤とんぼ
豊浜や、大野原、旧市内南部にも広く分布しており、
市内の約半数は赤色のとんぼである。
地区神社名称
観音寺琴弾八幡宮壹號中
観音寺琴弾八幡宮貳號本若
観音寺琴弾八幡宮参號酒
観音寺琴弾八幡宮四號上若
観音寺琴弾八幡宮伍號坂本
観音寺琴弾八幡宮六號南
観音寺琴弾八幡宮七號上市
観音寺琴弾八幡宮八號茂木
観音寺琴弾八幡宮九號社家
高室高屋神社西下
高室高屋神社西上
高室高屋神社明下
高室高屋神社当免
高室丸山神社室本新田
高室皇太子神社室本
常磐加麻良神社丸西
常磐加麻良神社丸中
常磐加麻良神社丸北
常磐加麻良神社村黒
常磐加茂神社下中
常磐加茂神社大道・上
常磐加茂神社高木・四辻
常磐加茂神社田井
常磐加茂神社植田原
常磐若宮神社出作北
常磐若宮神社出作南
一ノ谷吉岡八幡宮吉岡
一ノ谷松の森天神社中田井
一ノ谷荒魂神社古川
一ノ谷荒魂神社古川下所
柞田日枝神社大畑
柞田日枝神社下野
柞田日枝神社八丁
柞田日枝神社山王
柞田日枝神社油井
柞田日枝神社上出
柞田須賀神社中出
柞田須賀神社下出
柞田須賀神社北岡
柞田山田神社黒淵
柞田境八幡神社山田
地区神社名称
豊田金安神社下新田
豊田金安神社向新田
豊田金安神社寺浦
豊田金安神社立石
豊田黒嶋神社池之尻上
豊田黒嶋神社池之尻下
粟井粟井神社常次
粟井粟井神社本庄
粟井粟井神社出晴
粟井粟井神社竹成
粟井粟井神社上野
粟井粟井神社信末
粟井粟井神社奥谷
伊吹伊吹八幡神社東部
伊吹伊吹八幡神社西部
伊吹伊吹八幡神社南部
花稲三嶋神社本村
花稲三嶋神社中林
花稲三嶋神社先林
花稲三嶋神社原南
萩原井上宗像神社寺家
萩原井上宗像神社中村
萩原井上宗像神社大福
萩原井上宗像神社大道
萩原井上宗像神社上中
萩原井上宗像神社下中
萩原井上宗像神社下萩原
中姫八幡神社赤岡
中姫八幡神社東村
中姫八幡神社中央
中姫菅原神社安井
紀伊頂懸神社中関
紀伊頂懸神社青岡
紀伊頂懸神社柏原
紀伊雨宮神社西丸井
紀伊雨宮神社丸井南
紀伊雨宮神社丸井北
紀伊頂懸神社福田原
田野々鎌倉神社田野々
内野々三部神社内野々
地区神社名称
大野原大野原八幡神社高松 い組
大野原大野原八幡神社下木屋 ろ印
大野原大野原八幡神社辻 は組
大野原大野原八幡神社大宮 ほ印
大野原大野原八幡神社上杉林
大野原大野原八幡神社残水
大野原大野原八幡神社
大野原大野原八幡神社十三塚
大野原大野原八幡神社白坂
大野原大野原八幡神社瀬後
大野原大野原八幡神社下林
大野原大野原八幡神社河原井出
大野原大野原八幡神社石砂
大野原大野原八幡神社豆塚
姫浜豊浜八幡神社五軒屋
姫浜豊浜八幡神社須賀
姫浜豊浜八幡神社北原
姫浜豊浜八幡神社東浜
姫浜豊浜八幡神社
和田浜豊浜八幡神社上田井
和田浜豊浜八幡神社東町
和田浜豊浜八幡神社港町
和田浜豊浜八幡神社本町
和田浜豊浜八幡神社中之町
和田豊浜八幡神社雲岡
和田豊浜八幡神社長谷
和田豊浜八幡神社城の端
和田豊浜八幡神社梶谷
和田豊浜八幡神社本村
和田豊浜八幡神社道溝
和田豊浜八幡神社直場
和田豊浜八幡神社
和田豊浜八幡神社大平木
箕浦七福神社関谷
箕浦七福神社恵比寿
箕浦神田神社箕浦
順不同
地図データ提供 CraftMAP
また、とんぼの形も様々な種類があります。

観音寺旧市内の北部エリアに多い、網とんぼ。
細かい違いはありますが、形は大きくこの2種類。
中洲本若
この形だと、昆虫のとんぼを正面から見たようなイメージにも見えるが、
ちょっと無理があるかな。

南部のほか、広く分布する赤とんぼ
中村黒淵
最近は先の方に金刺繍が追加される傾向があります。
観音寺地区と同じ左のパターンが多いが、
右のパターンも、昔はもっと多かったと言われている。

中部や、高室方面に分布する白とんぼ。
室本新田常次
注目すべきは右の蝶々の形。赤とんぼでもこの形の場合もあり、
左右の大きな輪に横棒が通らない形式は、
粟井・大野原・花稲地域に多く見られます。

特に特徴的なのは、伊吹島のとんぼ。
東部南部西部
左から東部、南部、西部のとんぼです。
網掛けされて、細長いのが特徴です。

元々は七重を固定する為の縄や紐、現代で言う布団締めの、
最上部の結び目だったと考えられるとんぼ
現代ではその様な機能をもったパーツではなく、ただの飾りです。
しかし太鼓台の発展と共に、西讃地方ではより大きく豪華になりましたが、
琴平や東讃では、とんぼ自体を付けない地区が圧倒的に多く、
結び目としての意味が無くなった時代に省略されたと考えられます。

とんぼに限らず各地の歴史や文化によって様々な色や形の、
ちょうさが存在します。何が正解と言う事は決してなく、
あえて言うなら全てが正解なのではないでしょうか。