最後の清流四万十川が広大な太平洋へと繋がる土佐中村。
この地は公家大名土佐一条家と共に土佐の小京都として発展した。
京の都の雅な流れを汲むこの四万十市の祭りをご紹介します。
観光案内所に行きましょう
しまんと市民祭りは毎年8月第1週末に行われています。詳しくは四万十市ホームページをご確認下さい。
高知市内から約120km。高速が中土佐ICまでなので車で行けば約2時間。
少し遠いですがまずは国道沿いにある物産館サンリバー四万十に寄ります。
こちらに併設されている観光案内所でイベントの詳細、交通規制、駐車場について確認しましょう。
今回は中村小学校へ車を止めることにし徒歩でパレードのスタート地点である市役所へ向かいます。
なかむら踊り (2011/8/6 16:00頃)

本日のイベントは大きな二枚看板。まずはなかむら踊りが市役所をスタートします。
地方車と呼ばれる先導車両に続いてよさこい形式のダンスパレードが行われました。
提灯台が集結 (2011/8/6 18:00頃〜)
19時の出発式にあわせて提灯台が市役所駐車場に集まります。
その中に1台異彩を放つ太鼓台が混ざっている。これが水戸太鼓台。
この地の太鼓台のデザインは我々の地域と比べると非常に個性が強い。
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様々な提灯と紙花飾りでデザインされた提灯台は、
自治会等の保存会単位の出場だけではなく、
地元企業なども地域文化貢献の一環として直接参加している様です。
今年の出場はポスターによると10団体。
1.中村青年会議所
2.栄町
3.四国電力グループ
4.大橋通4丁目
5.アピアさつき
6.幡多信用金庫
7.フジグラン四万十
8.京町
9.南京会
10.天神橋区
(運行順 抜粋)
水戸太鼓台はこれらに続いて最後尾を務めます。
この後出てきますが運行風景も歴史を感じさせるすばらしいものです。
なおこの地域にはもう一台、下田太鼓台もありますが毎年どちらかが出場しているそうです。
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出発式 (2011/8/6 19:00頃〜)
空が暗くなり提灯台の提灯が徐々に点燈され始めました。
ここで出発式。四万十市長並びに各提灯台・太鼓台関係者による鏡割りです。
さぁいよいよパレードが始まります
提灯台パレード (2011/8/6 19:20〜22:00頃まで)
四万十市役所を出発した提灯台はそのまま大橋通りを通ります。
交差点ごとにひと暴れの後、一条通り、天神橋アーケードと進みます。
 先頭は中村青年会議所の大人と子供2台です。 |
 続いて栄町が交差点で回転します。 |
 四国電力も参加しています。 |
 続けて大橋通り4丁目 |
 アピアさつき提灯台です |
 実は全ての提灯台にはこの様な先導車両がおります。太鼓もこちらに付いている事があるようです。 |
 フジグラン四万十提灯台が差上げました! |
 京町提灯台です。大橋通のGSの交差点でひと暴れする為の少し時間待ちです。 |
 提灯に「天」の字の天神橋区提灯台です。こちらも少し時間待ちです。 |
天神橋商店街に入ってきました。
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 再びアピアさつきです。 |
 京町の子供提灯台です。 |
 南京会(なんきょうかい)です。 |
 南京会が差上げました。 |
提灯台を動画でご覧下さい。
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四国電力提灯台です。これは出発式の為四国電力の営業所から市役所に向かう道中の様子です。 |
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中村青年会議所提灯台です。子供提灯台も後ろから付いてきています。四国アイランドリーグからも応援が駆けつけているようですね。 |
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栄町提灯台です。当地の民謡でしょうか。唄とグルグル回転の後差上げます。 |
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四国電力提灯台です。唄の中に”一条公”という言葉が聞こえますね。 |
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アピアさつきは、四万十市にある大型ショッピングモールです。 |
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フジグラン四万十提灯台です。フジのイメージカラーに仕上がってますね。 |
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南京会提灯台です。先導車は牛鬼をイメージしている様です。南予地域や四万十市を含む幡多郡エリアは牛鬼祭りも盛んです。 |
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天神橋区提灯台です。大橋通の大きな交差点には大勢のお客さんが集まっていました。 |
引き続き水戸太鼓台の登場です

大橋通りの大きな交差点に入ってきました。
水戸太鼓台だけは唄が違うようです。

グルグル回転させながら「ヤーレマッセ」と「カイグリマッセ(?)」の2つの独特な掛け声が聞こえます。
そして差上げ中に中心部分の人を残した状態になると拍手喝采になりました。
ここまでの動画はコチラ
「カイグリ」なんて言葉は今の若い世代は聞いた事がないかも知れない。
回繰り(カイグリ)回せ=何度も回せ!という意味になると思います。
子供太鼓台もついてきてますよ

大人そっくりに仕上がってますね。
次は一条通りへと向かいます。

一条通りでも大人と子供同じく唄に合わせて「ヨイッ!」と掛け声。
とても良い祭りの雰囲気が出ていました。

ここでも差上げました!!

また中心の人だけで差上げます。
ここまでの動画はコチラ
民謡に合わせた運行、掛け声の雰囲気をご覧下さい。
次は天神橋アーケード、そして本部テント前まで。

ここでも担いだままずっと唄を歌い続けています。
このままアーケードをゆっくりゆっくり進み本部テント前にやってきました。

差上げました!

そしてここでも中心部分の人だけが残されます。
これはかなり重いぞ!
ここまでの動画はコチラ
土佐の小京都中村の夏祭りはどこか懐かしい原点の時代に出合った様な気持ちになるとても良いお祭りでした。
ぜひ機会がありましたら直接当地でご覧下さい。
提灯台について
提灯台については私もこれが初めてとなるので一体どういうものなのか少し確認してみましょう。

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上に大きく広がる提灯の上には紙花が更に伸びています。 この紙花はよくパーティや学校のイベントで見かける手作りのタイプを中心に変わり種もあるようです。
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パッと見ただけでは提灯台は太鼓台とは似て非なる様に思えるのですが
よく見るといろいろと共通点も多いですね。
まずは本体部分。土台に取り付けられているタイヤこそキャスターですが、
高覧・幕・雲板に相当する部分までの基本構成は太鼓台とそっくりです。
それでは雲板に相当する部分を見てみましょう。



雲板は太鼓台の七重の様に段重ねになっており、
いくつかは伊予三島型の太鼓台の七重の様にカラフルに仕上げられています。
どこかで文化的つながりがあるのでしょうか。もしあればとても面白いですね。
太鼓がありました。

提灯の内側に隠れているんですね。
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提灯台の高さも大きいもので信号機スレスレの場合がある事から西讃/東予地域の太鼓台同様5mを超えてる様です。
香川県東部にこれに近いスタイルの太鼓台があったかと思います。
それにしてもこの土佐中村ならではのオリジナルスタイル。
なんとも言えない良さがあります